書道教室や習字教室では、必ずどこかの書道団体に所属するのが一般的です。

毛筆・硬筆とも毎月の課題が決まっており、締切日までに清書を提出し、所属する書道団体の審査によって級段位が上がっていくシステムになっています。

 

当教室は、書道団体に属しません。なので、毎月の競書誌代や、年会費が不要です。


 当教室では、文部科学省後援事業のコンクールに年2~3回出品します。

公正な審査により入賞作品が決まります。全国規模でのコンクールですのでライバルも多いですが、上位入賞しますと文部科学大臣賞や学年優勝杯などの栄誉ある賞が授与されます。

上位入賞出来なくても、参加者全員に賞状または賞状とメダルが贈られます。

子供たちにとって、かけがえのない宝物になるのではないでしょうか?


当教室では級・段位の認定の代わりに、硬筆・毛筆書写技能検定の受験を推奨しています。

受験希望者には受験対策も行い、万全の対策で試験に臨みます。

 

小学生は卒業までに、『文部科学省後援書写技能検定5級または4級合格』を目指しています。

 

級位は平成30年度第一回より新たに6級、準2級が新設され

6級、5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級の全8ステップになりました。1級になると書写指導者として認められる資格です。

 

 6級:小学校1~3年生の低学年向け 

 5級:小学校5年生修了程度  

 4級:小学校6年生修了程度

 3級:中学校卒業程度

準2級:高校生向け

 2級:高校卒業、大学・一般程度

準1級:大学・一般程度

 1級:大学・一般程度

 

様々な書道協会の級位や段位がありますが、それらは書道団体独自のもので全国統一されたものではありませんので、たとえ八段や師範位であっても履歴書には記載できませんが、文部科学省後援の書写技能検定は、日本で唯一の公的資格で、履歴書に記載することができます。


「コンクールで上位入賞をめざす!」でもいいですし、「書写検定4級合格をめざす!」でもいいです。

目標を持つことで、モチベーションも維持できると考えています。

文部科学省後援 硬筆・毛筆書写技能検定 合格状況

◎平成30年度(第1回)~令和3年度(第1回)の、6回分の成績です。

まずは基本となる正しい姿勢、正しいえんぴつの持ち方から始めます。

ひらがなカタカナ以前に縦横画、点、ハネ、はらいなど、部分的に基礎から徹底的に学び、それらを文字に応用して美しく正しい文字が書けるように学んでいきます!

 

小学生以上は漢字の学習と、さらに3年生以上は部首の学習もします。

全ての先生が・・・とは限りませんが、学校の先生はきちんと見てくれないことが多いです。漢字ノートや漢字ドリルを見ると、明らかに誤字を書いていても、1ページに大きな花丸がついているだけだったり、誤字の訂正があってもその先生の書いた文字に問題があったりします。

 

私はノートやプリントが真っ赤になるほど一点一画しっかり見ます!筆脈も見ます。書き順が違っていたらすぐにわかります。(筆脈:文字を書くときの点画のつながりや、あるいは文字から文字へのつながりをいう。)正しい書き順で正しい文字を書けるように指導します。

 

また当教室は『文字だけでなく文や文書がきれいに書けるようになることを目的とした教室』ですから、実戦で役立つ言葉や文章の書き方も学習します。

実はこれが一番大事なことです!

 

習字教室に通って文字だけ習っていても、マスのない用紙に文章を書くとなると意外にうまく書けないものです。ひとつひとつの文字を上手に書いていても、文書全体のバランスが取れていなければきれいに見えません。「ではどうやったらきれいに見えるのか?」を学習出来るのが当教室です!

 

縦書き文章、横書き文章の書き方や、枠も何もない紙に美しく書き収めるコツや法則を1つずつわかりやすく指導し、ひとつづつ身に付けて行きます。